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僕は腰が抜けたようにヘタリと座り込んだまま、目の前の3人をぼぉっと見た
大和が近づいてくるのが見える
さっき僕が切りつけた腕は破いたTシャツを包帯代わりにして巻きつけてある
そして、そこから血がじんわり滲んでいる
どんどんと近寄ってきて・・僕の体に手を触れた瞬間
僕の体は小さくビクビクっと痙攣した
怖いとかそんなので飛び上がったんじゃない
なにかしら・・・肌が異常に敏感になってる感じがした
なんと言うか・・・少し触れられただけなのに、その場所がカァっと熱くなるくらいに
敏感になった
大和は僕の脇を支えて僕を立ち上がらせた
当然、今度は脇の部分が熱くなり動悸も早くなってきた
「薬も効いてきたみたいだな。さ、始めようか。おいタケル来い」
「OK」
タケルが何かを持って寄って来た
僕は、ベッド脇のソファーに座らされた
一人掛けの背の高い皮のソファー
華奢な僕では、すっぽりと包み込まれそうな程に背が高かった
(あとからわかったのだが、それはマッサージチェアーだった)
「こんなかわいい顔に鼻血なんてかわいそうだよなぁ〜」
そう言いながらオロチは僕の顔をタオルで拭いた
鼻血はもう止まっていた
僕はすっかり抵抗する気がなくなって、もう身を任せるしか無かった
ソファーに座ってる僕に大和はある物を着せ始めた
それは、赤い色の拘束服だった
ラバーで出来た服は僕の皮膚をギュウと締め付けた
肌が敏感になってる僕は締め付けられて全身が熱くなった
僕はボンテージスタイルになった
口元には、小さいボールのような物を突っ込まれて口が開けっ放しになった
なので、唾液がこぼれてしまう
首には錨のついた首輪
上半身は、胸元から下で着るビスチェのような服、つまり胸は見えたまま
下半身は、パンツという機能なんて何もはたしてないアソコや尻が丸見えのパンツだ
手は後ろに回されて、洋服と同じ素材で出来た手錠で固定された
そんな恰好で僕はソファーに座ったままだった
「んが・・・んご・・ご・・」
ボールのせいで上手くしゃべれない、唾液がボタボタをこぼれるばかりだ
そんな僕を見て男3人はひどく興奮している
さっきとは比べ物にならない程大きく勃起しているのがわかる
「最高だなぁ」
「ああ、最高だ」
「何から始める?」
3人はまるでおもちゃ屋に来た子供みたいに、一体何から手をつけようか?
みたいなワクワクした感じで話していた
話ながらオロチはデジカメで僕を撮影しまくっていた
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