OUT OF BLUE  (1p)

 意識朦朧となった僕を脱がす事は、自販機で缶コーヒーを買う事と同じくらい簡単な事だ
 華奢な僕とは違って、180cmはある長身な彼等は僕を安々と抱き上げ
 見る見る内に衣類を剥ぎ取っていった

 僕はあっという間に全裸になった

 ベッドに仰向けに寝かされ大の字になると、モロにあそこが丸見えになる
 それでも、僕に足をとじて隠す抵抗力は無い
 意識としては、はっきりとしてるが
 体はだるく上手くいう事を効いてくれない
 口もなんだか上手く開けれない。声を出す事すらも出来ない状態だ
 これは、酒のせいばかりじゃない
 絶対、彼等に何かを飲まされたんだ!そして僕を落とし入れたんだ!
 そう、思ってはいるものの・・・声として出す事が出来ない・・・
 完全な無防備状態の僕を取り囲むように、下着姿の男達がベッド脇に3人立っている

 「ブルー君気分はどうだい?」

 ブルーとは僕のハンドルネーム
 今、声をかけたのはオフ会主催者・大和(ヤマト)だ

 「ふっ大和、こんな状況で『いい気分です』・・なわけないだろう?ははは」

 そう笑ったのは同じくオフ会参加者タケル

 「でも、これからは・・・気持ちよくなる・・よなぁ・・・」

 某読みのような冷淡な口調で言ったのは同じく参加者のオロチ

 オフ会で知り合った彼等達
 オフラインで彼等に出会ったのは今から2時間前
 そしてその2時間後の現在がこんな姿の僕だなんて・・・
 あぁ、もっと早く気付いていたら・・・・

 僕は自分を責めた
 が、今は反省よりも状況打破の対策を考えなければいけない
 しかし・・・・とてもその対策を練る余裕が無い
 これから何が行なわれるのかと考えると、頭が真っ白になる
 それに、あまりにも体格の違いすぎる3人を相手に僕に何が出来るというのだろう?

 僕は大の字になったまま3人を見上げるしかなかった



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